経済的・環境的にも社会に大きな影響を与える「フードロス」。一人一人ができる対策として、どんなことがあるでしょうか?フードロスについてのコラムと、愛知県内の農家さんの取り組み事例、農業を体験を通して学べるイベントをご紹介します。
1.食べ切れるかを考えてみよう
2.自分の節約だけでなく、社会全体の節約に目を向けよう
イベントレポート-最先端の農業とフードロスの取り組みを知る
フードロスを減らす取り組みは、実は「雇用」や「地域」とも深くつながりがあることをご存知でしょうか。
26年4月 広瀬地区独自活動として「ストロベリーパークみふね」さんにていちご狩りイベントを開催しました。
ストロベリーパークみふねさんでは、食品ロスの削減と、6次産業化を図ることを目的に加工品を開発することで農産物の価値向上に取り組んでいます。
また、最新の技術を導入することで減農薬や省力化など環境に配慮した「スマート農業」に取り組むことでより豊かな生産を考えています。
ストロベリーパークみふね
https://strawberry-park-mifune.com/
【「6次産業化」による食べ物の有効活用】
農林漁業者(1次)が加工(2次)と流通・販売(3次)を一体的に行い、付加価値を高めて収益と地域活性化を向上させる取り組みを(1✕2✕3=6で)6次産業と呼ばれています。
点で行う産業のみでは解決できなかった廃棄の問題を、産業を線でつなげることで、1つの素材が食品としてあり続ける機会を増やし、結果、食べ残しを減らすことができる取り組みの一助となっています。
【例えば、こんな加工品】
ストロベリーパークみふねでは、この6次産業と呼ばれる産業の取り組みとして、農園で収穫された果実のうち、形が不ぞろいなものやサイズが小さい「規格外」のいちごを、カフェで提供するパフェなどのデザートに活用しています。
新鮮ないちごを15時間乾燥させた「ドライいちご」や、とろりと濃厚な「いちご酢」、ホワイトチョコレートを練り込んだ「ラングドシャ」など、
収穫した果実を余すことなく商品化し、収穫時期にこだわらず長期的に販売できることで、食品の保存期間を延ばしています。
また、いちごだけでなく、マスクメロン栽培時に摘果される「子メロン」をピクルスにするなど、本来なら捨てられてしまう部位の活用も進めています。
【6次産業化で、「雇用問題」の解決も】
これらの取り組みを通じて、収穫の人員だけだった雇用は、今は加工や、観光業も含めた人員確保が必要となり、食品の削減だけでなく、地域の方々やOBの雇用の場を創出しています。
また、ストロベリーパークみふねを運営するTAIKEIファームさんは、本業で建設業をしており、建設業のOBの方たちが、長年の経験を活かせる、土地も人も、すべてが繋がって活かされる「循環」があるようです。
【残さないだけではない、様々な捉え方】
ストロベリーパークみふねさんの取り組みを見ると、ただ、食べ残さない、買い切るというだけでなく、他の社会課題にもつながっていたり、その分かけあわせた改善方法があったりすることがわかります。
例えば、以前労働組合で寄贈という形で行った「フードドライブ」も私たちの身の回りで行ってみると、「自分は使わないけど、必要な人に届けること」で「無駄をなくすこと」にも繋がります。
フードドライブの取り組み
https://www.dnwu.jp/action-college/report/detail/28/
まずは「買いすぎない」「残さない」などのすぐにできることからやってみることはもちろん、ぜひ少し視野を広げて、こんなことで解決できるかもを、探してみてください!
田植えイベントに参加してみませんか?
さらに…
そんな発見の機会となるイベントとして、2026/5/24 (日)「食について学ぶ」田植えイベントを開催します。
食べ物がどこから来て、どこで無駄になりやすいのか「体験から学ぶこと」も、フードロス削減の第一歩です。
ぜひ、下記から詳細をチェックしてみてください!
https://www.dnwu.jp/action-college/event/detail/41/