デンソー労働組合

DIALOGUE

ペットボトルよりマイボトルなのはなぜ?

2022.07.20  

ペットボトルで地球を126周!?

普段何気なくコンビニや自動販売機で購入するペットボトル。この記事を読んでいるあなたも購入しているかもしれません。1年間に国内で消費されるペットボトルが、どのくらいあるか想像つきますか? 全部を繋ぎ合わせると、なんと、地球を126周(1周は約4万km)できる長さになるそうです。
https://lessplasticlife.com/plastics/trash-recycle/pet-bottles-consumption-in-japan/
これほど大量に消費されるペットボトルも、リサイクルされれば問題ないと思うかもしれませんが、本当にそうでしょうか?実はリサイクルで年間1600万トンのCO2が排出されているそうです。

リサイクルなのに燃やされる?

現在日本では、年間891万トン排出される廃プラスチックのうち、約84%がリサイクルされています(2018年のデータ)。リサイクルにも様々な種類があります。

・廃プラスチックを元のプラスチック原料に戻す「ケミカルリサイクル」
・プラスチック素材に戻す「マテリアルリサイクル」
・エネルギー源としての利用である「サーマルリサイクル」
・・・
リサイクル率約84%のうち、約57%が、「サーマルリサイクル」です。そもそもプラスチックの原料のほとんどは、石油から作られています。つまり、カーボンの塊であり、燃やすことができる燃料とも捉えることができます。プラスチックを焼却して発生した熱を発電や熱源などのエネルギー源として利用する方法を「サーマルリサイクル」といいます。
サーマルリサイクルでは燃焼する際にCO2が排出され、単純焼却も合わせると最終的に年間1600万トンのCO2が排出されています。排出量削減のためには、ケミカルリサイクルやマテリアルリサイクルの技術を確立し、増やしていくことが必要となります。 https://www.enecho.meti.go.jp/about/special/johoteikyo/plastics_01.html
しかし、CO2を減らすには、そもそもリサイクルよりもペットボトルの使用量を減らすことが重要です。
そのために、マイボトルを持つという、地球にやさしい一歩を踏み出してみるのもいいかもしれません。 

マイボトルでエコライフをもっと楽しく

サステナブルなライフスタイルは、少しずつ私たちの日常に浸透しつつあります。最近ではマイボトルを持ち歩く人が増えてきました。小さいことかもしれませんが、ちょっとカッコよく見えますよね。私も使っていますが、少し気分が上がり、ほんのちょっとだけ毎日が豊かになった気がします。また、刈谷市の水道料金から計算しても、経済的なメリットがあると言えそうです。https://www.city.kariya.lg.jp/kurashi/suido/ryokin/1004276.html

次世代の子どもたちのためにも、おしゃれでスマートな毎日を送ってみませんか?

まとめ「なぜマイボトルが環境にやさしい?」

まとめ「マイボトルってどのぐらいお財布にやさしい?」

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