デンソー労働組合

DIALOGUE

エコバッグって本当にエコ?

2022.06.27  

海のゴミって、いったいどこから?

海にゴミをポイ捨てしたことはありますか?ほとんどの人が「ない」と答えると思います。では、どうして海にゴミが漂っているのでしょうか?実は、海洋ゴミの大半が、私達が暮らす街で捨てられたもので、そのゴミが水路や川に流れ出し、やがて海へとたどり着くそうです。
https://www.nippon-foundation.or.jp/journal/2020/43293

海洋ゴミにもさまざまな種類があります。山から流れてくる葉っぱや木材、街で捨てられるガラスや布、プラスチック。海洋ゴミの中でも半分以上を占めるプラスチックゴミはとても厄介で、分解され土に還るまでの期間が何と約450年もかかると言われています。
https://plasticfs.jp/2019/11/27/plastic_pollution_5_minute_guide/

プラスチックを食べたことはありますか?

プラスチックは分解されずに海を漂っている期間が長いため、海の生き物がプラスチックを間違って食べてしまうことがあります。ウミガメがスーパーのレジ袋を食べてしまう映像を思い浮かべませんでしたか?ウミガメだけでなく、魚や貝たちも同様に、プラスチックを食べてしまいます。その魚介類を食べる私達は、食物連鎖の中でプラスチックを食べていることになります。ある研究によると、1週間~1年間でクレジットカード1枚分を食べていることになるそうです。

エコバッグを使うことを考える

では、私たちは何に心がけていけばいいでしょうか?まずはゴミを出さないことが大事だと思います。例えば、エコバッグを活用してみるのはいかがでしょうか?捨てなければレジ袋のゴミは増えません。では、何回使えばいいでしょう?

エコバッグも、当然ながら、製造と廃棄時にCO2を排出します。その量は一般的にレジ袋1枚よりエコバッグ1枚の方が多いです。エコバッグを何枚も買うと、海洋ゴミという観点ではなく、CO2排出量でエコではなくなります。ある研究によると、エコバッグのCO2排出量は、レジ袋の50倍だそうです。
https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20211019/se1/00m/020/040000c

ということで、まずは50回、大事にエコバッグを使っていきたいですね。

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【まとめ】海のゴミっていったいどこから?

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