【体験】西尾稲刈りイベント
カワレルAction Collegeはデンソー労働組合が「自ら考え生きる力」「誰かのためを想像できる人間力」を養うことを目的とした企業内大学です。5月の田植えに続くイベントとして、デンソーエレクトロニクス労働組合と合同で稲刈りイベントを開催しました。
今回の参加者の一部は、大学講師による「農業と人間の関係概論」を受講し、農業への理解を深めてきました。食文化、環境、経済など、多角的な視点から農業を捉える3回の講義は、今回のイベントともつながる内容で、体験と学びを両輪に、農業への理解を一層高める機会となりました。
当日はイベント企画の想いに賛同いただける両労組の組合員184名の応募の中から抽選で選ばれた114名に参加いただきました。また来賓としてデンソー労働組合の組織内議員の鈴木ひでき岡崎市議、犬飼かつひろ西尾市議、伊藤よしえ刈谷市議、佐々木たかのり刈谷市議、細井しんじ県議も駆けつけ、稲刈り体験を行いました。
参加者は田んぼをコの字型で囲い、等間隔に実った苗をカマで刈り取る体験を1時間ほど行いました。前日と当日は快晴に恵まれながらも、週初めの大雨の影響で、ぬかるんだ足元と不慣れなカマの扱いに苦戦しながらも笑顔で体験を楽しんでいました。中には稲穂を見るのも初めてという子どもいて、「これがお米になるの?」「お米って黄色いんだね」 と大人と会話していました。
カマで刈るのが終了した後、子どもたちにはコンバインの試乗も体験してもらい、参加者は一同に手作業とのスピードの違いに驚きの声を上げていました。
イベント終了後、参加者からは「お米の大切さを改めて実感した」「普段食べているお米について、新しい視点を得られた」などの感想が寄せられました。
後日、速報として農家の森田さんからは予想収穫量に対し、1.5倍の収穫があったこととに加え、「人の想いを込めた苗はよく育つ!」と素敵なコメントを頂きました。
田植えイベントと稲刈りイベントでは延べ221名の方が社会を知るため、貢献する為の一歩を踏み出しました。カワレルAction Collegeは今後も組合員の皆様の自らの選んだよりよい人生を生きるために「自ら考え生きる力」「誰かのためを想像できる人間力」を養える体験型イベントの企画、講義・セミナーを企画していきます。次回以降もお楽しみに!